今週末の2月1日(土)と間近ですが東京の内田秀樹先生をお招きして武術稽古会を開催いたします。
内田先生からのご案内を読まれて興味関心持たれた方のお越しをお待ちしております!
■講師 内田秀樹先生
■日時 2月1日 (土) 18:00〜20:50
■会場 東山いきいき市民活動センター 201室
京都市東山区花見小路通古門前上る巽町450番地 http://bit.ly/iLr6IZ
京阪本線三条駅、市営地下鉄東西線/京都市バス三条京阪駅より、
三条通りの一筋南の通り(若松通)を東へ直進し花見小路通りを過ぎた南側、徒歩5分
■会費 3,000円 (別途、会場費 200円)
■申込み 世話人の阪田までメール(bugakuinkyoto@gmail.com)でお申し込みください。
■定員 10名程度
■持ち物
稽古には木刀と帯(居合帯、角帯、柔道帯など紐でも可)をご用意ください。
■服装について
稽古の服装については定めがありませんので、それぞれ下記を参照にご用意ください。
①洋服:動きやすい服装に上に帯をお締めください
②着物・浴衣:低い姿勢を取りますので袴をご着用ください
③作務衣:作務衣の上に帯をお締めください
④柔道着・空手着・剣道着など:袴のご着用はお好みで結構です。
内田秀樹先生よりご案内をいただいています。ぜひご一読ください。
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稽古会にあたって:
急なことですが京都にて稽古会をさせて頂くこととなりました。
私は家業の呉服屋を生業としておりますが、『日本の伝統』という言葉に昔から疑問がありました。
例えば「着物は日本の伝統である」と言われると皆様はどう感じるでしょうか?
「袖に振りのある長着の衿を合わせて帯で締める」というフォーマットが日本伝統の服装であるという認識は一般的なことだと思いますが、歴史を遡っていけばその形は変遷を遂げておりますし、飛鳥以前には騎馬民族の胡服(作務衣のような二部式の衣服)を採用していたり、弥生期は貫頭衣・・・などなど伝統的と思われている形とは異なる形式の時代もありました。
こうした変遷を見た時に何を以て『日本の伝統』とするのかが揺らいできます。
では『伝統とは何か?』と問うた時に、過去からのことと最新のことが交わる ⇒ 次世代に伝わり、当時の最新は過去となる ⇒
次世代の最新と交わり変化し、また次の世代へ・・・という様に伝統が不変かつ普遍であったことはありません。
ですから時代毎の文化的変遷を省みて時代毎に何が伝統で何が最新であったのかを検証していくことが欠かせません。
これは武術の研究にも言えることだと思います。
前置きが長くなりましたが今回は着るものと道具の関係から日本の武術の稽古を進めていきたいと思っています。
所作や型は簡素なので初めての方でも出来る内容になっています。
ご参加お待ちしています。
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内田秀樹
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世話人 阪田 康嗣