今回は中国の組み技である摔角(シュアイジャオ)の稽古を中心に行いました。
基礎的な足腰体の柔軟性を高める訓練から始めました。中国古来の身体観では骨以外の軟組織を筋といい、体全体のバランスの中でそれらが養われるようです。また、百日かけて訓練すると言われているように徐々に慣れていくようになっています。
やってみると固くてつりそうになります(笑)地道にやっていくものですね。
足を跳ね上げるような動きもあり、自分が転ぶような感じです。柔道にも同じような訓練があるそうです。
次に直径5センチほどの棒(大梆子)を用いた訓練と進みました。棒を相手(の腕や袖、襟)に見立てていて組んで投げることの基礎を養います。
また、胴着を着た相手を崩すことを試してみるとこれらの基礎訓練がそのまま技につながっているのが分かります。
これら運動量が多くて夏場はかなり汗をかきそうです。
韓氏意拳の形体訓練や站樁が形成される過程においてもこの摔角(シュアイジャオ)の訓練方法は大きく関わっていて、摔角(シュアイジャオ)を経験し理解することは韓氏意拳の理解をすすめるものと思われます。
韓氏意拳と摔角(シュアイジャオ、しゅっかく)の関係については日本韓氏意拳学会会長の光岡英稔導師が詳細に解説されていますのでどうぞご覧ください。
http://www.hsyq-j.com/2016/shuaijiao.html
次回の自主練習会は5月28日です。凛塾小松原道場で15時〜17時です。
5月28日(土) 13:30〜15:00 入門中国語
15:00〜17:00 武術自主練習会
◆場所 日本凛塾小松原道場
https://goo.gl/UtHd54
京都府京都市北区小松原北町37
洛星高校の西側、馬代通り沿いの派出所の向かいにある「西陣会」と書かれた門柱から奥の路地へお進みください。
「日本凛塾・京都の会」ホームページの<各練功会案内>をクリック。
小松原道場までの詳しい行き方が載っていますのでご参照ください。
◆参加費 中国語500円、自主練習500円
◆申し込み 中国語、自主練習ともに世話人の阪田まで日付を明記の上メール(hsyq.kyoto@gmail.com)で御申し込みください。